1.自分を支配する「星」の見つけ方
実践編
ここから「九星気学(きゅうせいきがく)」の基礎理論について解説していきます。
九星気学の勉強が初めての方でもご理解いただけるように、基礎的な部分から説明していきますが、「同会」「傾斜」といった、市販の九星気学の関連書籍には記載のない秘術理論も登場いたします。
そのため、すでに九星気学を熟知している方も、おさらいの意味で最初から順番にお読みいただきたいと思います。
ただし、弊社の力不足もあって、読まれた方全員がご理解いただけるまでの文章レベルには至っていないものと認識しております。
そして、マンパワーの関係から、サイトの内容ついてのご質問をお受けして、メール等で個別に回答をすることは現状では非常に困難です。
そのため、鑑定業務を行なった際に、皆様から共通していただくご質問を逐次集計して、応用編(Q&A集)にまとめていく予定です。
お時間のある方は応用編(Q&A集)が随時更新されるのを確認いただいて、知識を増やしていただければ幸甚です。
1.自分を支配する「星」の見つけ方
人間は初めて外気に触れたときの「気」(母親のおなかの中から出てきたときの「気」)に生涯支配されるため、生年月日によって各人とも支配される「気」が異なります。その生まれた年に支配されている「気」を九星気学では「本命星(ほんめいせい)」と呼び、自分自身の基本性質をあらわします。
また生まれた月や日にもそれぞれ支配している「気」が存在しており、「本命星」とは別に生まれた月に合わせて「月命星(げつめいせい)」、生まれた日に合わせて「日命星(にちめいせい)」が割り当てられます。
つまり人間は生まれながらに3つの「気」によって支配されており、その3つの「気」の組み合わせ(本命星9種×月命星9種×日命星9種)から、729通りに分類されるのです。(厳密には生まれた時間帯「時命星」によっても異なる「気」が存在しますので、8748通りになります)
しかし、本命星、月命星、日命星が人体に与える影響は均等ではなく、年齢によっても影響の大きさが異なってまいります。その影響力の違いについては後述致しますが、いずれにしても「日命星」の影響力は他の3つと比較すると非常に小さく、生まれてから数週間でその影響力は完全に消失します。(「時命星」に至ってはさらに短時間で影響は消失します。)
そのため、自分自身の星を認識するときには主に「本命星」と「月命星」の組み合わせ(計81通り)の中から決定するのが現実的と言えます。
まずはこれから勉強をする「九星気学」では、人を生年月日に合わせて81パターンにわけて考えていく、ということをご理解しましょう。