6.「九星」と方位
実践編
地球の地磁気の人体への影響から解明された九星ですが、これには方位との密接な関係があります。
実際に「九星気学」を使って運気をアップさせるには「九星」がどの方位に動いているかを把握し、そのタイミングに合わせて「気」を吸収するための旅行「祐気取り」や、引越し「方位取り」が効果的と言えます。
「九星」には本来位置している方位というものをもっており、これを「定位(じょうい)」と呼んでいます。 言わば「実家」であり生まれ故郷のような位置づけです。
たとえば一白水星の「定位」は北であり、そこをスタート地点として一定の法則(遁行=とんこう)にしたがって各方位を動いていきます。また定位盤の中央を「中宮」と呼び、五黄土星の定位なのですが、遁行に従って一定の法則で方位が回っているため、順番にこの「中宮」にも三碧木星や六白金星といった「星」すべてが交代で入ってまいります。
その一定の法則(遁行)とは、中央(中宮)→西北→西→東北→南→北→西南→東→東南と廻り再び中央(中宮)に戻るというもので、北に定位している一白水星は次に動く時には西南に動き、東、東南と廻った次に中央(中宮)に廻るといった動きになります。