8.月盤と月命星

1年に1回遁行する「年盤」とは別の次元のところで、1ヶ月に1回遁行する「月盤(げつばん)」が存在し、「年盤」と同じように9つの方位を「九星」が順番に移動していきます。たとえば2015年の10月の「月盤」を見てみましょう。

2015年の10月は暦(こよみ)にあてはめると10月8日23時43分から11月8日2時58分までをさしますが、この間は中宮に六白金星が座し、北に二黒土星、南西に三碧木星…と遁行の法則どおりに配置されます。これが11月になると、今度は中宮に五黄土星が座するため、それぞれ各方位に座する「星」も移動してしまいます。2015年の11月に生まれた方の「月命星」は「五黄土星」となり、やはり一生涯その方は五黄土星として他の「星」から影響を受けながら生きていかなければならないのです。

「年盤」と「月盤」がそれぞれどのような影響を与えるのかは後述致しますが、いずれにしても自分に影響を与える「星」の配置は絶えず移動しているのであって、人それぞれ相性の良い「星」の位置は異なるということを理解してください。

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