16.方位取り・祐気取りの方法

「九星」を使った開運アクションのことを「風水」と言います。
「風水」と言うと部屋のレイアウトを変えたり、相性の良い色のグッズを置いたりするイメージが強いですが、そのような家の中の対策をする風水手法だけを「風水」と呼ぶわけではありません。

  • 家の中の風水(家相風水)
  • 家全体の風水(家宅風水)
  • 住んでいる場所の川や山など位置を見た風水(巒頭風水)
  • 実際に自分が動く風水(九星気学風水)

の4つに分けられます。(お墓の位置を決める隠宅風水を合わせると5つ)
この1から4のうち、どれが最も効果的かはその人の住む家の大きさによって異なります。

オフィスビルや大邸宅のように大きな建物の場合には、1や2の影響力は非常に強いです。そのため、玄空飛星法の風水対策をすることで運気を高めることを最優先して、あとは運気を維持するために自分自身が旅行や出張等で動くときに吉方位に合わせることで運気を下げないようにします。

しかし、日本に住む多くの方たちは家の中の風水バランスが影響を及ぼすほどの大きな家には住んでいません。家が小さいと家の中心から各部屋への距離が短く、方位のギャップが生まれないために、あまり方位の吉凶の差が生じないのです。

もちろん小さい家、マンションの一室であっても風水対策をすることによる効果はありますが、それ以上に自分自身が動いて家の外で受ける方位の気の影響のほうがずっと大きくなります。

ご自身の住まれている家がワンフロア200u以下の場合には、ぜひ家の中の風水対策よりも、引越し、旅行、出張などの方位を吉方位に合わせる風水対策を最優先してください。

まず方位取りと祐気取りという2つの呼び方がありますが、「気学風水」では吉方位に引越しをしてその地に長期間住むことを「方位取り」といい、旅行や出張などで一時的に吉方位の「気」を浴びて再び帰ってくることを「祐気取り」といって、2つを分けて考えています。
「方位取り」は居住地を吉方位に移してしまいますから、一時的な移動よりも効果は非常に強く、その場所に住んでいる間はその吉作用を受け続けます。自分自身の「気」の拠点がすっかり新居住地に移るまでには75日間かかりますが、75日たてばその新しい場所を拠点としてまた「風水」を同じように行なうことができるのです。しかし、その「気」を移行している75日間は新居住地に無外泊で住みつづけ、不純な「気」を紛れ込まさないようにすることが必要となります。

1日外泊をしてしまったからといって「方位取り」がいっさい無駄になってしまうということはありませんが、純粋な吉方位の「気」を吸収するためにはなるべく無外泊で、かつできれば23時までに布団に入ることをおすすめいたします。(「気学」では23時が日にちの変わり目となっているため)ただし、旧居住地から見ても新居住地から見ても共通して吉方位であれば、日帰りの「祐気取り」に限って行なうことができます。

※自宅を75日離れて、吉方位のタイミングで自宅に戻る手法(仮吉方)を行なう場合は、1日たりとも自宅に宿泊することはできません。また自宅や自宅周辺で火と水のエレメントを受けることも絶対に避けてください。


吉方位へ引越しをする「方位取り」も距離が遠ければ遠いほど効果が高いのですが、近くても1km以上の「方位取り」であれば効果は現われますので、引越しの機会を得たときにはたとえ1kmでもそのチャンスを逃してはいけません。
また距離以外の注意点としてできるだけ吉方位の真ん中を狙って行なうということも気をつけて下さい。他の方位に近くなればなるほどその吉方位の「気」の純粋性が落ちますので、それだけ効果も薄くなってきます。
とはいえ常に真ん中に移動できるとは限りませんので、他の方位との境界線近く(右5度、左2度)だけは最低限避けるようにしましょう。
ただし、あまり引越しの回数が多いと「気」が定着しませんので「方位取り」の効果がどんどん薄れていきますから注意して下さい。
逆に何十年も同じ場所に住んでいて、ほとんど旅行もしたことがないといった人がひとたび「方位取り」や「祐気取り」を行なうと、たとえ近くの場所であっても絶大な効果を及ぼします。吉方位なら嬉しい限りですが、凶方位だと致命傷となりますので特に注意が必要です。

尚、75日を超える短期的な駐在や、75日を超える長期の入院も、引越しと同じ気の流れとなり、現地に気の拠点が移動してしまいますからご注意ください。(もちろんその方位が吉方位であれば歓迎ですが、今度は再び自宅に戻ってくるときに吉方位にしないと凶作用を受けてしまいます。)

一方「祐気取り」は一時的な移動ですので通常、旅行や出張などがこれに該当致します。
距離と時間に比例して効果が高まりますので、「遠く」に「長く」が原則となります。
ただし、距離について注意しなければならないのが、距離の効果は10,000kmをピークに減少するということです。ちょうど日本からだとヨーロッパや北アメリカがおおよそ10,000kmになりますが、南米やアフリカ南部など10,000kmを超える地域では「気」が混ざってしまうため「祐気取り(方位取り)」としての使用はおすすめいたしません。これは10,000kmを超えると全く効果がなくなってしまうということではないのですが、実際にこの距離を越えると様々な「気」が混ざり始めていることが確認されているため、万全を期して10,000km制限を設定しているのです。

また、時間についても75日間以上の連続した「祐気取り」を行なう際には、帰りの方位も関係してくる点が大きなポイントとなってまいります。
75日を越えますと現地へ「気」の拠点が移ってしまい、ちょうど引越しをしたのと同じ状況となります。それだけなら「方位取り」で説明のとおり非常に効果の高い「風水」となりますが、今度はまた元のところに帰ってくるときに、現地が「気」の拠点となりますから、もしもそのとき現地から見て戻る場所が凶方位である場合は、やはりその凶作用も受けてしまうからなのです。75日以上の「祐気取り」は多いに効果があるのですが、帰るときの方位も考慮して行なわなければならないのです。

また、大変不公平なことに同じ距離、時間であっても吉方位と凶方位とでは影響力には違いがあり、なんと凶方位は吉方位の約3倍の影響力があります。ですから凶方位にいってしまったから急いで吉方位で帳消しにしようとしても3倍の労力が必要になってしまうということも覚えておいてください。ですから、75日以上の「祐気取り」であっても帰りが凶方位の場合は、逆に運気を下げてしまうことになるのです。

その他、上記以外で注意する点として目的地に向うまでに「経由」をする場合です。
最終的には吉方位の目的地に到達する場合でも、凶方位の経由地に宿泊するようなことがあれば宿泊した日数分だけその凶作用を受けてしまいます。飛行機で数時間の途中降機をしたり、電車で通過するだけなら問題はありませんが、海外旅行など航空会社によっては経由地で宿泊を伴うこともありますので、前もって調べてから旅行の計画をするようにしましょう。(数時間の経由地が凶方位の場合には、その場所では水と火を使ったものを口に入れないようにしてください。自宅から水筒とおにぎりをもっていくというのが伝統的な回避策ですので、今で言えば自宅近くのコンビニでペットボトルとパンを買っていくということなりますね。)

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