8.運気のメカニズム

風水は地磁気をベースに構築されたことはわかりました。
そして地磁気が人体に影響を及ぼすということも、自然の法則として「なんとなくあり得るかな」といった印象をもたれたと思います。

では、その地磁気がどうして「運気」に影響をするのか。そもそも「運気」ってなんなのか、という点をご説明しましょう。


人体はすべて「波動」でできあがっています。
人体だけでなく、物質はすべて「波動」という物質の最小単位の集合体として存在しています。これはアインシュタインやホーキング博士など多くの物理学者が証明をした「量子力学」によって明らかにされています。

以前までは物質の最小単位は「原子」だと言われていましたが、その後「陽子・中性子・電子」が発見されて、さらに「クォーク」という最小単位が発見されました。
ここまでが科学で証明できた物質の最小単位です。

これを科学の枠を超えた「未科学」の領域に引き上げて「量子力学」の理論に当てはめたのがアインシュタインやホーキング博士などの第一線の物理学者です。

「クォーク」には隙間(空間)がたくさんあって、その隙間を「光の波動」が移動しているということが解明されました。この「光の波動」というのが物質の究極の最小単位であり、空間を一定の周波数で移動しているため「波動」と呼ばれます。「波動」の周波数が低いと固体になり、周波数が高いと「液体」「気体」、そして更には(人間の目には見えませんが)「エーテル体」となっていくわけです。要するに人間の身体を形成している物質はすべて「波動」であって、その「波動」の「周波数」によって様々な変化が生じるということです。

人間は「周波数」が高ければ高いほど能力が高まります。

そして脳の中で使われていない部分(潜在領域)や魂の部分(エーテル体)が活性化されて、身体機能や脳機能だけでなく、イメージ力、想像力、予知力、観察力、霊力などが高まります。つまり「運の良い状態」というのは、それらの能力を使って「自分の理想としている環境に近づけることができる状態」を指します。運の良い出来事、運の悪い出来事は実は偶然に発生しているのではなく、すべて自分の能力によって作り上げられた必然的な結果なのです。

自分の「周波数」は、本来であれば自分の意思で変えられます。
しかし日々の生活において周辺環境から様々な影響(特にストレス)を受けていると、「周波数」を高めること、そして高い状態で維持することが非常に難しくなってしまいます。

例えば、一流スポーツ選手のように想像を絶するプレッシャーの中でも、右脳をフル活用して「自己イメージ」をしっかり形成できる人が大勢います。これは自分の「周波数」を高い位置で維持していることに他なりません。つまり、潜在領域の能力を引き出すことができる状態というわけです。

「理想」や「願望」として脳に描いた状態を、しっかり細部まで具現化するプロセスが確立されているわけです。

しかし、私たちはなかなか一流スポーツ選手のマネをすることはできません。
ついつい心が負けてしまい「周波数」が下がってしまいます。
そのため周波数を高めるために、様々な開運法を用いて波動の調整をするわけです。「陽宅風水」もそうですし「九星気学」も周波数を高める有効手段です。地球の高周波を凝縮した天然石(パワーストーン)も、体内周波数を高い位置に安定させるアイテムとして有効です。

体内周波数を高める手法

人間は例外なく、以下のような「プラス思考の行動」をすると「体内周波数」が高くなるようにプログラムされて生まれてきています。

「感謝、笑顔、喜び、思いやり、人を褒める、明るく前向きな気持ち、執着しない広くて柔軟な心、そして利他心」です。

このような思考や行動が多い人は「体内周波数」が高くなるように、身体が設計されているのです。

一方で周波数を下げてしまう行動は、その全く逆のことをした場合です。

つまり「怒り、悲しみ、心配、妬み・恨み、グチ・悪口、人をバカにする、暗く後ろ向きな気持ち、執着心、利己心」のような「マイナス思考の行動」です。

これは著しく「体内周波数」を下げます。人間本来の「生命プログラム」に反しているためです。

(最終的にはプラスの思考もマイナスの思考もない「無」の状態が理想的な思考状態ですが、ここでは説明を省略します)


そのため、陽宅風水、九星気学、天然石などの開運術を用いても、体内周波数を下げる思考が強い人は、運気の上がり方がゆっくりです。言わば、アクセルとブレーキを一緒に踏んでしまっている状態です。

自分に適した(自然のリズムに適合した)開運術を行なうことと、プラス思考で過ごすことは車の両輪です。

住む家の大きさ(200u以上か200u以下か)によって優先順位は変わりますが、片手落ちにならないように気をつけてください。

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