10.開運法の優先順位

ここまで、風水が確立されてから現代に至るまでの歴史と、風水術の中に含まれる開運法を解説してきました。

もともと風水術は、

  1. 命(四柱推命や奇門遁甲、西洋占星術など宿命を読み取るもの)
  2. 卜(易やタロットなどを使って最終的な択一の判断を行なうもの)
  3. 相(陽宅風水、九星気学、手相など、変化を読み取り後天的に開運を導くもの)
  4. 医(病気の治療を行なうもの)
  5. 山(気孔法のように大地の気を取り入れて健康管理をするもの)

の5つの総合学問でした。すべて「陰陽五行説」がベースとなっています。しかし時代の変遷とともに、優先順位は変えていく必要があり、冷静に分析した結果、それらの優先順位を整理しますと、以下のようにまとめることができます。

200u以上の家に住む人の優先順位

1陽宅風水

2置物タイプのパワーストーン

3身に着けるパワーストーン

4九星気学

5その他、命運系の占術

6卜(易・タロットなど)

200u以下の家に住む人の優先順位

1九星気学

2身に着けるパワーストーン

3置物タイプのパワーストーン

4陽宅風水

5その他、命運系の占術

6卜(易・タロットなど)

秘術の九星気学

弊社「応用九星気学・現代風水研究所」は、もともとは「巒頭法」と「玄空飛星法」から生み出された「正統派風水(巒頭法と玄空飛星法)」の研究から始まりましたが、動く風水術、つまり「九星気学」の有効性に注目して「九星気学トラベル風水研究所」という別機関をつくって、個人の方向けに紹介してまいりました。

現代社会において、特に日本の居住環境を考慮しますと、益々「九星気学」のような「動的な風水術」の重要性が高まっていきます。

『滅蠻経』の流れを汲む「九星術」だけでも一定の開運効果はありますが、「応用九星気学・現代風水研究所」ではより精度の高い、真の風水術の流れを汲む九星気学を伝承していきたいと考えております。

今まで日本や韓国で広まった九星気学には記載のない理論ですので、始めて耳にする方も多いかと思いますが、

  1. 生年月日から導く九星は「本命星」と「月命星」だけでなく、「同会」と「傾斜」も考慮して総合的に判断
  2. 四柱推命や奇門遁甲で秘術とされていた九星(九宮)の応用理論を使った「大三合(天道法)」「同会吉方」「輪重吉方」

など「真の九星気学」を取り入れています。

『滅蠻経』の影響や「日本式風水」によって信頼を失いつつある風水術の信頼回復を目指し、真の風水理論が再び日本から世界に広まることを願っています。

上へ戻る上へ戻る